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精神病の症状や特徴

カウンセリング

双極性障害によく見られる体質とは

うつ病や統合失調症などの精神病になってしまう人が増えてきています。これらの病気は、過度なストレスや体の病気などが原因と考えられており、近年その患者数は増えていると言われています。メディアで取り上げられることも増えてきたので、世間の認知度や理解度も上がり、それによって長年そのような病気であることを隠してきた人も、堂々と発信出来るようになってきた、というのも背景として挙げられます。さて、これらの病気は、それぞれ現れる症状が異なります。また同じ病気であっても、人によって症状に個人差があり、医師でも病気の診断は難しいと言われているのが特徴です。例えば、循環気質と呼ばれる症状です。循環気質は特に双極性障害やうつ病といった病気の人によく見られるもので、高揚気分と憂鬱気分が交互に現れ、一方に傾いたりすぐにもう一方になったりなど、安定しない気質のことを指します。気分が安定しないので、高揚気分のときの思考と憂鬱気分のときの思考が一致せず、誇大妄想や被害妄想などに取りつかれてしまう場合もあります。また統計的に、肥満の人がなってしまいやすい気質であることが分かっているので、とくに肥満体系の人は注意しておきましょう。この双極にある気分の繰り返した脳と体に大きなダメージを与えるので、特に憂鬱気分になったときの落差が激しく、何も出来ない、動けないという状態になる人も多くいます。また高揚気分のときの自分を恥じたり後悔したりするパターンも多く、それにより負の連鎖が生まれてしまうこともあります。

双極性障害や循環気質であるかどうかのチェック項目を覚えておくのも良いでしょう。自分のみならず、身近な人がこのような病気であるかどうかを判断する材料にもなります。すぐそわそわしてしまう、派手な服を好むようになった、お金の使い方があらくなった、大きな発言をするようになった、などがよくあるチェック項目です。それに加え、定期的にふさぎ込むようになる、などの状態が見られる場合も、可能性が大きいと言えます。では、家族や身近な人が循環気質である場合にはどのように対処したら良いのでしょうか。まず一つが、高揚時の行動を抑制するように心がけるということです。高揚気分のときは、お金を派手に使いたがったり、知らない人にすぐに声をかけてしまったり、などの問題行動が現れる場合があります。そのような行動に出そうなときは、すぐに止めて行動を抑制してあげることが必要です。また、妄想の話などは否定せず、付き合ってあげることも大切です。一つ一つを真剣に聞いて取り合っていると、周りの人も徐々に精神が不安定になってきてしまうので、ある程度話を聞き流すテクニックを持つことも大切です。最後に、双極性障害やうつ病、統合失調症などは決して珍しい病気ではなく、逆に些細なことが原因で誰でもなってしまう可能性がある身近な病気であると言えます。自分に限って、または自分の家族に限って、と考えず、病気を病気と認めてあげることから治療はスタートしますので、病気への理解や関心を高めておくことは非常に重要であると言えます。